深部静脈血栓症と自転車生活

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS  V 検査と診断 ―潰瘍性大腸炎―(3)

<<   作成日時 : 2008/06/20 12:14   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 8



【潰瘍性大腸炎が疑われるときの検査】

☆血液検査

 血液検査のなかには、潰瘍性大腸炎の診断を確定できる特徴的な検査項目はありませんが、血液には、炎症の程度や全身症状が反映されています。

CRP、白血球、赤沈が上昇していれば、炎症が強いと判断できます。

それぞれ、いくつかの検査項目があり、それらの値を総合して判定します。

画像


画像




■ 炎症がどれぐらい起こっているかは、CRP(C反応性たんぱく)、白血球数、血沈などの検査値から判断します。

CRPとは、からだの中で炎症や組織の損傷が起こると、血液中で増加してくるたんぱくの一種です。

※C反応性タンパク質(C-reactive proteins)
肝臓でつくられるタンパク質で、血液中に不活性型として存在していて、炎症によって活性型に変換される。

白血球は、免疫システムにおいて中心的役割をはたす細胞で、炎症が起こるとやはり血液中の数が増加します。


――今から約10年前、私が深部静脈血栓症で入院中も、このCRP値が高い状態が続いた。


■ 血沈は赤血球沈降速度の略称で、赤沈ともよばれます。

血液を試験管などに採り、抗凝固剤を加えて放置しておくと、赤血球などの血球成分は下に沈んでたまり(沈降)、その上の部分には上ずみ液のような血漿が残り、大きくふたつの層に分かれます。

どれくらいの速度で二層に分離するかを測定する検査で、炎症があると速くなります。

炎症の程度を判断する目安となります。

画像




■ 粘血便が続くときは、腸管からの出血によって貧血が起こっていることが考えられます。

検査では、赤血球数、ヘモグロビン(赤血球に含まれる血色素。からだ中に酸素を運搬する役割をはたしている)、ヘマトクリット(一定の血液中に占める赤血球の割合)、血清鉄(血液中の鉄分の量)などの値を調べます。

貧血が起こっているときには、これらの値が減少しています。


■ ひどい下痢が続き、炎症が長く続いていると、栄養の吸収が悪くなったり、食事も十分にとれなくなったりすることもあるため、たんぱく質やアルブミン、コレステロールの低下がみられることがあります。

検査では、血清アルブミンや総コレステロール、血清総たんぱく、中性脂肪などの値を調べます。

低栄養状態にあるときは、これらの検査値が低下しています。

たとえば、血清アルブミン値が低下していれば、体内の貯蔵たんぱくが減少していることがわかります。



――今から約21年前、私が潰瘍性大腸炎を初めて発症し血液検査を受けた結果、栄養失調になっていることがわかった。

おそらくこれらの数値が落ちていたのであろう。


参照
横浜市立市民病院副院長
福島恒男著
『潰瘍性大腸炎』より

横浜市立大学付属病院消化器内科部長
中島 淳
『潰瘍性大腸炎 正しい治療がわかる本』より






設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは

さとしさんは潰瘍性大腸炎なんですね。
プレドニンは飲んだことあるんですか?
わたしは 現在好酸○性胃腸炎でプレドニンを飲んでます。
肺塞栓になったのは プレドニンの副作用です。
若い頃から何度かプレドニンを飲んでます。

よって ワーファリンは切れない様です。
トホホです。
このブログは勉強になります。
また いろいろ教えて下さい。
ハナコ
2008/06/20 14:15
ハナコさんへ
プレドニンそのものではないかもしれませんが、21年前に潰瘍性大腸炎の治療を始めて半年ほどステロイド系の薬を服用していました。

あしぱんさんのところでのコメントからすると、2番目のお嬢さんを出産する際、深部静脈血栓症になられたのでしょうか?
出産時には、血小板の力が強まり、深部静脈血栓症になりやすいですから。

肺血栓塞栓症については、私のこのブログの右サイドバーのテーマから、『健康』か『深部静脈血栓症』を選ぶと出てきますので、お暇なときにでもどうぞ!

ワーファリンが切れないのは、大変ですよね
食べてはいけないものとかがあるので。
私の母も今年の春先に不整脈が出て入院し、ワーファリンのご厄介になることに・・・・

これから暑くなるので、水分補給は忘れずに気をつけてください。
さとし
2008/06/20 21:39
こんばんは

足が腫れたのは次女の妊娠初期でした。
初期なので 鎮痛剤も飲めなくて ただひたすら湿布してました。
それから長年にわたり少しずつ 肺に移動したんだと思います。
次女が2歳の頃から 息切れがしてましたから・・・。
ハナコ
2008/06/20 23:45
ハナコさんへ
それはもしかして、慢性肺血栓塞栓症なのでしょうか?
私のブログ記事なのですが
http://04099841.at.webry.info/200804/article_7.html
の中に、慢性肺血栓塞栓症が出てきます。
さとし
2008/06/20 23:56
こんにちは

慢性ですか・・・。トホホです。
そういえば なんとなく当てはまる要素がありますが・・・。
循環器センターに通院してますが、
救急車で入った時に 在宅酸素になるかもと言われましたが、
無事 クリアしました。
右心室だけ心不全を 起こしかけてるともいわれたけど
今は ピンピンしてます。(ーー;)
まあ 運がいいというか しぶといというか・・・
今は 笑い話です。
ハナコ
2008/06/21 10:41
ハナコさんへ
今から12年前、私の大学時代の友人で亡くなった者がいます。
原因は、酔っ払って善福寺池に落ちて、溺れ死んだとか
ロッククライミングをするほどの頑強なやつだったのですが、あっけなく死ぬものです。
今でも棺おけの中の防腐剤を塗られた真っ黒な顔を思い出します。
それから比べれば、ハナコさんもそんなに悲観することもないのでは・・・
って、それほど悲観していませんよね(笑
まあ生きていればこそってことですか
さとし
2008/06/21 18:58
こんにちは

悲観は全然してません。
これが運命なんだと・・・。
納豆は 食べてみたいですが・・

楽しい人生を送りますよ。
ハナコ
2008/06/22 13:55
ハナコさんへ
悲観してなくて、なによりです。(笑
このようなブログですが、また暇な時にでも覗きに来てください。
さとし
2008/06/22 18:45

コメントする help

ニックネーム
本 文


こんにちは!東京も最近は、だいぶ寒くなってきました。 ところで、もうFirefoxを使ってみましたか?まだでしたら、試してみませんか? 私のおすすめです。この下のバナーをクリックして、今すぐにダウンロード!!!
Firefox ブラウザ無料ダウンロード

Firefox3 Meter